Our Origin Story立ち上げの経緯
「ブルーカラー職」とも呼ばれるインフラや製造、その他サービス業等の現場で身体を伴うことの多い仕事は、社会に不可欠で私たちの生活に直結する重要な役割を担っています。
にもかかわらず、長年「3K(きつい・汚い・危険)の仕事」として語られてきた歴史があり、現在においてもマイナスイメージが根強く残っています。実際、就職・転職の際にはブルーカラー職が選択肢から自然と外れることも多く、さらに昨今の社会全体の人材不足も相まってブルーカラーの業界では深刻な人材不足に直面しています。
実はこれらの仕事の労働環境や待遇は年々改善されており、ブルーカラーと対比されて語られる「ホワイトカラー職」(デスクワーク中心の職種等)より稼げる仕事も多くあるのですが、そうした前向きな変化は広く認知されていないのが現状です。
さらにAI技術の発展により、ホワイトカラー職の多くが自動化される可能性があり、実際に一部の企業では、ホワイトカラー職の採用が絞られています。
こうした状況において、専門技能や現場での対応が必要なブルーカラー職は今後も社会に欠かせない仕事として存続していくことが予想されます。実際に海外ではこれまでホワイトカラーの仕事に就いていたような人々がブルーカラーの仕事に就くような事象も起き始めています。
もちろんブルーカラーとホワイトカラーの対立を煽るつもりはありませんし、どんな業界にもたくさんの必要不可欠な仕事があります。
私たちはブルーカラー業界の当事者として、ブルーカラー職の魅力と業界全体の人口不足などの課題を深く知っているからこそ、過度な「ホワイトカラー信仰」から一歩立ち止まり、ブルーカラーの実態を見つめ直す必要があると考えています。
このような背景のもと、私たちは『クール・ブルー(Cool Blue)』を設立いたしました。
